安産の道 ママへのススメ9 協力:山本助産院 担当:高橋景子助産師
「妊娠がわかってからなんとなくイライラする」「些細なことで涙が出てしまう」「気分が落ちこんで、やる気が出ない」――こんな症状を経験したことはありませんか?
大なり小なり同じような体験をしているママは多く、一般的に「マタニティブルー」と呼ばれています。妊娠によるホルモンバランスのくずれから起こるといわれています。
頭でわかってはいても経験してみるとなかなか辛いもの。症状を軽くするには、パートナーや、気心のしれた妊婦さん同士で話をして気分転換するのがおすすめです。疲労やストレスをためないように周囲の人たちに理解を求めることも大切。お腹が張らなければ、適度に身体を動かすのがよいでしょう。そして産後は、昼夜ない生活パターンと慣れない育児で疲労がたまりやすくなります。なるべく家事を他の人に分担してもらい身体を休めましょう。
横浜市では「産前産後ヘルパー派遣事業」を行っていますので、家事の手伝いがない人はこうしたサービスの利用もおすすめです。赤ちゃんのこと、おっぱいのことなど不安に思っていることは助産師に聞いてください。山本助産院では、ねんねの赤ちゃんといっしょに過ごせる横浜市広場事業「たんぽぽ」を併設しています。赤ちゃんをスタッフに抱っこしてもらい、お茶を一服するとホッと一息できます。他のママとのお喋りや体調がよければ、産後のヨガ、エクササイズでリフレッシュを。辛い症状が長引いているときにも助産師に相談してください。ママが笑顔になれる方法を一緒に考えていきましょう。
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