海の公園で9月10日、「オリンピアンと一緒に海を泳ぐセミナー」が開催され高校生以上の部に34人が参加した。今月25日に開催される「横浜シーサイドトライアスロン」に向け、初心者に安全対策や海での泳ぎ方を伝える目的。2008年の北京五輪に出場した山本良介選手が駆けつけ、基礎から泳ぎ方までアドバイスした。開始前に参加者は「初レースなので自信になれば」「海で棄権した経験があり、リベンジしたい」など抱負を語った。
集団で海に泳ぎ出るトライアスロンでは、他選手との衝突や海水温度、波などの影響でパニックに陥る危険性がある。そこであらかじめ想定される状況の確認や、短時間で適切にウェットスーツを着る方法などを伝授。実際に海に出て集団泳を行い、最後は模擬レースを実施した。「海独特の厳しさがあるので予備知識を持って自信をつけてほしい」と山本選手。「忙しい中で練習して、挑むレースは達成の喜びがあるはず。スタートラインに立つ時、今日は楽しもうと思える日々を過ごして」とエールを送った。
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