関東学院六浦中学校・高等学校(六浦東)の女子ラグビー部は11月13日、海の公園なぎさ広場グラウンドで行われた7人制ラグビーの「横浜市女子セブンズ大会」に出場した。高校単独チームで大会出場するのは神奈川県内初。
「関東六浦として出場できたことが嬉しい」と話すのは、部長の小畑結依さん(高2)。昨年は神奈川県の合同チームの一員として、同大会に出場していた。今大会では2試合を戦い、両試合とも負けを喫したものの、「結果は残念。だけど内容はすごく良かった」と胸を張る。
新入生5人が入部した今年4月。部員が7人になり、「セブンズがやっとできる」と喜んだものの、チームをまとめる難しさを知った。「最初はほんとに大変だった。みんな個性が強いので、バラバラだった」と苦笑する。それでも部員は、ラグビーを通じて中学時代から知っている仲。昼食を一緒に食べたり練習を重ねたりするうち、チームは自然とまとまっていった。
「ここで部活ができてよかった」と話すのは小川すみれ子さん(高1)。今夏、全国から選抜されニュージーランドで練習できたことなどをあげ、「部活に入って体験できたことは多い。それぞれのいいところと悪いところを補い合えるチームとなり、女子ラグビーの強豪になりたい」と話した。
同校は、女子ラグビー選手の練習環境の充実を掲げて2015年、県内初となる女子ラグビー部を発足。4年後の東京五輪の日本代表選手の育成を目指す。
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