第14回クリーンカップ選抜親善大会で初優勝した「オール滝頭」の監督を務める 岩橋 良人さん 磯子区岡村在住 50歳
常に思いやりを持って
○…「嬉しいの一言」。オール滝頭を率いて6年目でチームを初優勝に導いた。子どもたちには常に「仲間が困っている時やミスをした際に声をかけられるチームになろう」と指導してきた。子どもたちが試合で励ましあい、団結していく姿を見て「ウルッときちゃった」と振り返る。「サポートしてくれた父兄やチーム関係者全員で勝ち取った優勝」と喜びを口にする。
○…磯子区岡村出身。4年生の時に少年野球「岡村クラブ」に入部するも家庭の事情で、1年で退部。「だから岡村クラブには未練があった」。息子を入部させ自身もコーチとして携わるも当時のチームは部員が集まらず解散の危機に。そんな時に監督への打診があった。「半人前の自分でいいのか」と悩んだが、大好きなクラブのために部員集めに奔走。「父兄さんがグランド整備など本当に協力してくれた」。チームスポーツのすばらしさを改めて感じた。7年前からは総監督してチームを支える。
○…「若い時はやんちゃだったね」と笑う。強さへの憧れや一つのことに真剣に取り組みたいと20歳からボクシングを始めた。働きながらプロライセンスを取得。10戦リングにあがり、試合で勝つために厳しい練習、苦しい減量を8年間続けた。「ボクシングで人生が変わった。今の人生の基礎となっている」。一生懸命に取り組んだからこその思いだ。
○…28歳で独立し岩橋塗装を設立。18年前からは社名を「ゆず建装」に変更した。「野球を通じてゆずの北川君のお姉さんと縁があり相談させていただいた」。ゆずの地元を大事にする姿勢や地道に活動していく姿に「すごく尊敬している」。会社の事務所にリングやトスバッティングスペースを設け地域に開放しているのも地元や子どもたちへの思いから。「人は一人では何もできない。人の気持ちを考えられるように指導していきたい」。常に思いやりを持って子どもたちと接する。
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