神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

京急・金沢区・横浜市大 空き家がシェアハウスに 学生考案で実現

社会

公開:2017年3月16日

  • LINE
  • hatena
関係者らに披露された
関係者らに披露された

 京浜急行電鉄と横浜市立大学、金沢区が連携して取り組む「空き家利活用プロジェクト」で、学生のアイデアである「日本人学生と留学生のためのシェアハウス」のリノベーションが完了した。3月7日、関係者らを招きオープニングセレモニーが行われた。

 物件は金沢文庫駅から徒歩7分の築40年の木造2階建て。空きアパートだったが、和モダンのインテリアを取り入れた8部屋のシェアハウスに生まれ変わった。今後は横浜市大が一括して借り上げ入居者の受け入れを行うとともに、学生と地域住民の交流の場として活用していく予定だ。

 セレモニーには関係者ら約40人が参加。國原章弘金沢区長は「空き家は難しい問題。ここに住む学生が地域活性化の核になってもらえれば」と話した。

地域交流の拠点に

 このプロジェクトが始動したのは、昨年6月。同大国際総合科学部まちづくりコースの必修科目で、3年生約40人が7グループに分かれて空き家の利活用提案に取り組んだ。

 今回、実行に移されたのは京急電鉄賞を受賞した「日本人学生と留学生のためのシェアハウス」。グループメンバーの一人、蓑輪萌音さんは「(空き家の)最初の状態を見ているので、完成した時はすごく感動した。学生間だけでなく、地域と交流し、さらには地域の拠点となるような場所になれば」と話した。また金沢中部地区連合町内会の高林泰雄会長は「どうなっていくか楽しみ。お祭りなどの行事にも積極的に参加し、地元に溶け込んで欲しい」と期待を込めた。

 シェアハウスには、すでに日本人学生3人、留学生5人が入居することが決まっている。
 

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

ランドセルを海外へ寄付

金沢区PTA連絡協議会

ランドセルを海外へ寄付

15の小中学校から352個

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook