磯子区医師会訪問看護ステーション(磯子区滝頭2の31の6)が開設20周年をむかえ、3月11日に西区のホテルで記念式典を開いた。
訪問看護制度は、主治医が必要と認めた場合に受けられる。訪問看護師らが主治医と連携し自宅療養をしている人を定期的に訪問。子どもから大人まで年齢制限はなく、主治医が必要と判断した人が対象となる。
1997年2月、磯子区医療センター訪問看護ステーションとして開設。2006年からは24時間体制となり、13年からは磯子区医師会が一般社団法人化したことにともない現名称に変更。15年11月には「磯子区在宅医療連携拠点相談室かけはし」を開設した。
200人が出席
11日の式典は、磯子区医師会早春の会としても実施。神奈川県医師会の澤井博司副会長や横浜市医師会の白井尚会長、周辺病院の関係者などの来賓のほか、磯子区医師会員など約200人が出席した。
あいさつにたった武安宣明会長は、磯子区医師会の組織再編、災害時要救護体制の確立など、医師会での活動を振りかえりながら「昨年4月からICTの運営を開始しクラウドシステムを利用して協定病院に在宅療養患者の情報提供を24時間行っている。将来的には病診連携として、在宅患者の情報交換も視野に入れていきたい」と話した。また、訪問看護ステーションについては「横浜市全区で最後に開設し、当初は運営が厳しかった。組織改編を経て、今では磯子区全体の訪問看護ステーションをけん引する組織となった」と振り返った。
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