市政報告 議員活動10年 進む議会改革 横浜市会議員 黒川まさる
五月の横浜市会定例議会で、議員活動十年の表彰をしていただきました。横浜市会議員としての10年間は、私にとっては濃密で充実した年月でした。
議員になる前から取り組んだ『横浜型地域貢献企業認定制度』は、今年で認定企業が500社に迫り、地域に根差して社会貢献する企業のみなさんが自信と誇りを持って仕事をしています。
3人の同僚議員と作成した「横浜市中小企業振興基本条例」は7年前の施行以来、毎年全ての部局から中小企業振興策に関する報告書が秋の議会に提出され、それを検証・進化させることで横浜市の中小企業政策は飛躍的に進化しました。
8本の条例制定
この条例で、議員提案による条例制定は議員が政策を実現する有効な武器だと判り、私が作成責任者を務め横浜自民党として初のローカルマニフェスト「責任と約束」を作成。8本の条例制定と、55の政策を掲げ、昨年私が常任委員長を務めた委員会で8本目の狭隘道路解消条例も成立しました。この条例制定マニフェストの取り組みは全国的にも評価され「マニフェスト大賞・グランプリ」を三年前に受賞しました。
先日の都議会議員選挙の都民ファーストの会の政策パンフレットには「14本の議員提案条例制定と377の政策」が書かれ、当時の横浜自民党のマニフェストに体裁も似ており、私たちの進めてきた改革が全国に拡がりつつあることを実感しました。また、そこに書かれていた「新年会の会費を政務活動費で支出、行政職員が議会の会派に天下る、質問原稿を行政職員が作る、議員提案条例はたった1本、議員のパーティ券を行政職員に買わせる」といったことは私の知る限り今の横浜の議会では考えられないことです。
横浜の議会はこの10年間で、議会の改革が進み、議員の意識が変わり、条例や政策を議会から発信・実現が出来るように大きく進化しました。私が進めてきたこれらの取り組みが評価され、昨年は個人として「マニフェスト大賞議会部門・最優秀マニフェスト賞」を受賞することが出来ました。
長かったような、あっという間のような十年間でしたが、これからも地方創生の時代に地方から政策発信し続ける議会を、初心を忘れず市民のみなさまの声とともに創ってまいります。
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