横浜高校の銭本裕生さん(3年)と吉永孝祐さん(1年)が8月2日から宮城県で開催される「第53回全国高校将棋選手権大会」に出場する。同校から個人戦に2人同時に出場するのは初。
4月から5月にかけて行われた県予選では、銭本さんが優勝、吉永さんは3位となり上位3人に与えられる全国への出場権を得た。
「まずは目の前の試合に」
銭本さんは、今年2月に行われた全国新人大会で優勝。神奈川県内では20連勝以上を記録するなど強豪として知られる。全国選手権には1年生時に個人戦に出場、昨年は団体戦のメンバーとして準優勝に貢献した。大会規則で個人戦と団体戦同時に出場することが認められていないことから今年は個人戦に絞り県予選を戦った。「3年生最後の選手権なので一局一局大事に戦い全国優勝できれば」と銭本さん。同校囲碁・将棋部顧問の宮田潔教諭は「全国からマークされる存在だが、彼の強さは常に冷静で集中して取り組めるところ。選手権でも力を発揮してくれると思う」と期待する。
「先輩と一緒に全国へ」
吉永さんは昨年、全国中学校選抜将棋選手権大会で4位に入った実力者。銭本さんとは、小学校時代に県代表として一緒に全国大会に出場した経験をもつ。横浜高校への進学は銭本さんの存在もあったといい「先輩と一緒に全国で少しでも上位に入りたい」と意気込む。
竜王戦にも出場
銭本さんは、8月16日、17日に福岡県で行われる「第30回全国高校将棋竜王戦」にも出場する。昨年は県予選で敗れており「昨年の悔しさを晴らしたい」と話した。
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