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金沢病院 訪問診療で自宅療養を支援 患者と家族のために
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年。国民の3人に1人が65歳以上という超・高齢社会を迎える。金沢区でも高齢者は現在より5000人以上増えると言われる。
そんな時代の要請もあり、金沢病院は約4年前から訪問診療を開始。現在は高齢者施設を中心に在宅療養を希望する患者約90人を24時間体制でサポートしている。訪問診療を担当するのは、江藤哲哉医師(内科)、緒方直人医師(外科)、宮田晃臣医師(内科)の3人。常に1人は臨時往診ができるような体制を整えた。電子カルテで情報を共有した上で、週1回の打ち合わせで疾患が悪化している患者の情報交換を行い、診療にあたる。
多職種連携でサポート
院長補佐も務める江藤医師は「在宅診療には、多職種連携が不可欠」と指摘する。自宅療養を望んでいたとしても、介護する側にとっての負担は相当なもの。終わりのない介護生活に、疲弊していく家族は少なくない。「ヘルパーやケアマネジャー、看護師、リハビリスタッフ、介護士らが一体となって、みんなでご家族をカバーすることが大切」と話す。
金沢病院を運営する医療法人社団景翠会はデイサービスや訪問介護、サービス付き高齢者住宅など、運営する施設が多岐にわたる。「グループ内で連携がとりやすくきめ細やかなケアが提供できる強みもあるが、グループにはない専任スタッフが必要なことも」。金沢区は医療資源と介護資源が充実している地域でもあるため、「他機関とタッグを組んで、患者とその家族が日常の中で過ごせるよう全力でサポートしたい」と決意を見せる。
また「いつまでも住み慣れた町で療養生活を送りたい」「一人で暮らすには不安」という患者や「面倒を見きれるか自信がない」という家族のため、同院は昨年8月、地域包括ケア病棟を開設した。患者一人ひとりが持つ様々なニーズに応えるため、常に高いレベルでのサポートを目指す。
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