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島倉社長の きもの放浪記【1】 気に入ったものが流行りものに 「売りたい」よりも「お伝えしたい」――そんな思いから金沢文庫のきもの処「志まくら」が、きものに関するよもやま話をシリーズでお伝えします
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結婚してから始めた着物の商売。「買っていただきたい」よりも「(着物のことを)知っていただきたい」との思いで50年以上きもの店を続けてきました。このコーナーで、その一端でもお伝えできればと思います。もちろん業界のウラ話など活字にできないこともございますので、ご質問がございましたら、お気軽に店舗にお立ち寄りください。
私は昔からそば処や観光地など流行りものには早く気づく方でした。江戸時代の街並みを今に残す宿場として人気の「大内宿」を気に入ったのは40年ほど前。当時は観光地としては無名で、何もないところでした。
思い返せば、着物でも自分が気に入った柄や意匠がブームになることもしばしばです。代表的な例で言うと、加賀友禅や辻が花、江戸小紋など。流行る前に仕入れ、お客様に良いものを比較的安価でご提供できたのは良かったです。流行るとどうしても値段があがりますし、質も低下してしまいますから。
日本全国の着物の産地に足を運ぶこともずっと続けていること。機を織っている所、糸を紡いでいる所、染めをしている所を巡ることで、良い着物を見極める目が養われたのかもしれません。ただの旅道楽ですが仕事に役立ちました(笑)。
志まくら
横浜市金沢区泥亀1の17の8
TEL:045-784-8179
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