衆議院議員総選挙の投開票が10月22日に行われた。前職と元職の3人で争われた神奈川1区(中区、磯子区、金沢区)は自民党の前職・松本純氏(67)が7度目の当選を果たした。また、立憲民主党の前職・篠原豪氏(42)が前回に続き、比例で当選した。
松本氏は選挙事務所で支持者とともに開票速報を見守った。午後8時5分ごろに当確の一報が流れると、大きな拍手と歓声に包まれた。松本氏は、「経済を成長させていくことで社会保障の財源を安定化させ日本の安全・安心を確保していきたい」と抱負を述べた。
松本氏は第3次安倍第2次改造内閣で防災大臣・国家公安委員会委員長として初入閣を果たすなど政権を支え、7度目の当選となった。
前回2014年の総選挙で横浜市会議員から国政に転じた篠原氏は立憲民主党で立候補。共産党支持層の票もあり、比例で2度目となる復活当選を果たした。
篠原氏は「すべての力がうまくかみ合って、必死の追い上げができた。責任の重さに身が引き締まる思い。しっかりとやっていきたい」と話した。
松本氏の獲得票は10万3070票、篠原氏は7万8019票。希望の党の元職・長島一由氏(50)は3万4433票を得たが、議席には届かなかった。
投票率は横浜市全体で51・56%で前回比2・50ポイント減。金沢区は2・49ポイント減の54・45%。磯子区は2・34ポイント減で51・04%だった。
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