今年で結成20周年を迎えた横浜発のレゲエアーティストグループ「FIRE BALL」。異なるカルチャールーツを持つ4人のメンバーが創る楽曲は、常に日本のレゲエシーンをリードしてきた。メンバーのCHOZEN LEEさんとJUN 4 SHOTさんは浜中学校の同級生。2人に当時の思い出や地域への思いを聞いた。
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――中学時代から仲が良かった?
LEE―クラスは違ったけど保健体育の授業で隣の席でした。俺はノートに落書きとか書いていて。隣にいたなーって。物覚えはいい方じゃないけど、人との出会いはすごく覚えている。
JUN―なんとなく覚えている(笑)。でもクラスも部活も別だったし。そんなにしょっちゅうは遊ばなかったね。
LEE―部活はJUNがバスケで。自分は、入学式の歓迎演奏ですごい感動して吹奏楽部に。顧問の先生が良くて、音楽に対する姿勢はめちゃくちゃ厳しかったけど、音楽の楽しい部分を教えてくれた。先輩は上手じゃない人、いなかったね。
JUN―でもみんなヤンキー(笑)。
LEE―そう。見かけは超ヤンキーなのに、演奏するとバシッと決まる。そういうのもかっこよかった。
JUN―LEEはその頃の音楽のバックグラウンドがあるから、俺に見えない音が見えている気がする。
LEE―浜中の桜並木、きれいだったなあ。
――2人にとって地元はどんな町ですか?
LEE―色で言うと茶色?
JUN―若い時は、この町を出なきゃここで終わっちゃうって思っていた。久しぶりに杉田周辺にくるとやっぱりいい。同級生が根を張って生活していて。安心します。面白い町。
LEE―自分は今、杉田に住んでいるけど、一旦、町を離れて戻ってきている人は多いですね。伝えたいのは、杉田は意外にグルメタウンということ。食べ物がうまい。
――地元でのライブは?
LEE―ぜひしてみたい。杉田劇場とか。地元のお祭りとかイベントも面白そう。
JUN―うん。やりたいね。呼んでほしいです。
――中学生にメッセージをお願いします。
LEE―みんなそれぞれ違うだろうけど、打ち込んでいるものがあれば、とことん突き詰めて欲しいです。きっと後々、つながるから。あと、自分の知らない世界でも大したことはないので、『ビビることはない』ってことかな。
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