磯子区の浜小学校や汐見台小、山王台小の児童らが所属する「汐見台ポシブルミニバスケットボールクラブ」が11月3日、横須賀市で行われた「県ミニバスケットボール秋季大会」の決勝戦で戸塚区の川上北を37対36で破り、初優勝を飾った。県大会制覇は同クラブ史上初の快挙。
汐見台は約100チームが出場した9月の市大会で上位に入り、県内の強豪が集結する同大会出場権を獲得した。
劣勢を挽回
初戦、2回戦を勝って迎えた準々決勝は、旭区の東希望が丘と対戦。第3クオーターまでリードを許す苦しい展開だったが「ディフェンスが良かった」と和田悠汰くん(汐見台小6年)。最終第4クオーターは得点を許さず、38対31で逆転勝利を収めて勢いに乗った。
準決勝、決勝は持ち味の強固な守備から素早い攻撃につなげるチームワークを発揮。決勝も終盤までリードを許したが、キャプテンの谷田彪星(あやせ)くん(浜小6年)は「とにかくチームで声を出して流れを引き寄せた」という。抜きつ抜かれつのシーソーゲームを制した。
汐見台ポシブルは1995年創部。現在は小学1年から6年までの男子20人、女子12人が所属し、浜小や汐見台小、山王台小などを拠点に練習を重ねる。県大会は3位が最高だったが、創部22年で嬉しい初優勝。来年1月に開催される関東大会の切符を掴んだ。
ヘッドコーチの一井隆祐さん=人物風土記で紹介=は、「(決勝は)見ているほうがハラハラするような試合展開だった。最後まで粘り強くプレーしてくれた」と選手を称えた。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
<PR>