第17回全国障害者スポーツ大会が10月28日から30日まで愛媛県で開催された。金沢区富岡西在住の篠田佳南さん(18)は知的障害者のバスケットボール競技で神奈川県女子選手として出場し、優勝した。知的障害者バスケットボールのルールは一般的なバスケと同じ。同大会には、各地域のブロック大会を勝ち抜いた9チームが出場した。
軽度の発達障害があり、集団行動が苦手な篠田さんだが、181cmの長身を生かしIDバスケの日本代表としても活動する。「チームとしての練習時間は短かったけど、神奈川代表として出場できるだけで嬉しかった」と話す。
神奈川県は1回戦で愛知県を59対38、準決勝で大阪市を71対38で下し決勝へ。秋田県との決勝戦では、第1ピリオドこそ14対14と苦戦したものの、第2ピリオドから速攻が決まり始め点差を広げ、87対42で勝利した。篠田さんは「自分なりのプレーができた。(優勝は)夢のようだった」と振り返った。
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