関東学院六浦高校軽音楽部の5人組ロックバンド「Loudog(ラウドッグ)」が11月26日、海老名市で行われた県軽音楽コンクールで奨励賞を獲得した。
メンバーは2年生でドラムの大森琉彦さん、ギターの高坂健太さん、ベースでリーダーの赤羽千花さん、ボーカルの松村ひらりさんと、1年生でギターの廣瀬光季さん。県連盟加盟校から約150組が参加した今大会では、赤羽さんが作詞・作曲した「悟りの境地に入ること」を意味する仏語タイトルの「寂滅」(じゃくめつ)を披露した。
学生バンドはテンポの速いJポップなどが主流だが、「ラウドッグ」は比較的ゆっくりなリズムを刻む”横ノリ”の曲調が特徴。予選で上位27組に入り、同部では6年ぶりに決勝に進んだ。
独特の緊張感があったという決勝。赤羽さんは「自分たちらしい演奏を」と心に決め、ゆるやかなサウンドで個性を全面に押し出したステージパフォーマンスを展開。4位〜7位に与えられる奨励賞を獲得した。
廣瀬さんは「グランプリを目標にやってきた。さらに上も狙えた」と話す。通常、同部は2年生の秋で引退となるが、「ラウドッグ」の2年生は今後も残り、来夏のコンクールを目指すことが決まった。松村さんは「(来年は)新しい曲でまた違う演奏に挑戦できたら」と飛躍を誓った。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|