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磯子区 社会

公開日:2012.02.02

被災地職員が磯子で報告会
飯舘村の状況など語る

 福島第一原発事故で、村全体が計画的避難区域に指定された福島県飯舘村。全村避難をしている村の状況や今後の復興計画などについて知ってもらおうと、元横浜市職員で7年前から飯舘村職員となっている藤井一彦さんが1月21日、磯子の市社会教育コーナーで報告会を行った。



 この報告会は、藤井さんが横浜市職員のときに参加していた、よこはま生涯学習ネットワーク研究会が主催。当日は、区内外から、幅広い年齢層の人が会場を訪れた。



 藤井さんは、スクリーンに村の風景や地図などの資料、そして震災発生時から現在に至るまでの様子を収めた写真を映し出しながら、村の状況について説明。内陸で地盤の固いところのため、地震や津波による大きな被害がなかった村は当初、沿岸市町村からの避難者を受け入れていたが、原発事故発生を受けて一転、全村民が避難する立場になったという。その後も、放射能健康被害への対応や他の町の校舎を借りての学校の再開、各地に散らばった子どもたちの通学のためのスクールバスの運行、復興や帰村に向けた除染や地域コミュニティの維持など、これまで、そしてこれから村や村民が取り組んでいく課題や計画について、参加者たちに一つひとつ丁寧に話しかけた。



 参加者たちは真剣な表情で、藤井さんの話しに聞き入っていた。

 

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