活動報告「まちづくり全力投球」【9】 シーサイドラインの延伸で磯子、根岸の活性化を 横浜市会議員 山本たかし
平成元年に開業し新杉田と金沢八景を結ぶ『シーサイドライン』は、金沢地先埋立事業に連動して整備されました。毎日4万9千人が利用する沿線住民、工業団地等の貴重な足として、また沿線の市大病院や公園、レジャー・商業施設等々への公共交通機関として、横浜の南部方面に欠くことのできない重要路線となっています。10月1日から社名も『(株)横浜シーサイドライン』と改め、地域発展にさらなる魅力発信と貢献が期待されます。
シーサイドラインは高架上の軌道を無人運転で走る「新交通」として、その安全性や速達性、定時性、低騒音、低公害等が評価されてきました。建設コストも地下鉄などから比べはるかに安く、また自動車交通との共存も可能です。開業当時こそ多額の債務を抱えていましたが、平成14年度から単年度黒字を続け、平成43年度には累損を解消する見込みです。
現在、京急の金沢八景駅への延伸が計画され、さらに利用者拡大が見込まれています。シーサイドラインは、市南部方面の活性化に不可欠な公共交通機関であり、駅周辺の商業業務集積や住環境の利便性のためにも、新杉田から延伸し、磯子-根岸-本牧-元町中華街と連結するネットワーク(平成12年の運輸政策審議会第18号答申の『横浜環状鉄道(仮称)』の新設に合致)を形成すべきです。これにより、磯子駅や根岸駅周辺の商業業務施設の集積や賑わいの創出にも大きな効果が期待できます。
「歩いて15分」という公共交通実現のためにも、シーサイドラインを市南部方面の基幹的交通機関として整備すべきと考えます。
横浜市会議員 山本たかし
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TEL:045-830-5180
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