市営交通 装飾バス、今年も運行 横浜学園生とコラボ
毎年この時期に運行を実施する横浜市営交通のイルミネーションバス。磯子区内にある滝頭営業所(秋澤義夫所長)では、横浜学園高等学校(田沼光明校長)の美術部の生徒がデザインしたバスを、今年も12月1日から25日まで運行する。
市営交通のイルミネーションバスは、カラーテープやモールなどで車内を飾り、電飾によってイルミネーションを施している。吊革にリボンを飾ったり、クリスマスツリーを置いて運行するものもある。
この取り組みは、乗客へのサービス向上を目的として2007年からスタート。もともと、営業所の職員が発案した企画で、現場の職員たちが自主的に装飾を行っていた。乗客やイルミネーションバスを見かけた人たちからの評判が話題となり、12年からは全営業所での運行が始まった。
生徒がデザイン
滝頭営業所では、2010年からこの取り組みを実施。地域の利用者への感謝を込め、普段から通学で利用することの多い横浜学園高等学校と協力して、装飾を行っている。
デザインには、同校の美術部が協力。運行を控える11月29日、装飾が完了したバスが生徒のもとを訪問した。乗車口側には、トナカイがサンタクロースのそりをひく様子と「Yokohamagakuen Hgh School」の文字が。また、車内には、クリスマスツリーや生徒たちの描いたポスターが飾られている。部員の姥神(うばがみ)早友理さん(1年)は「自分たちのデザインしたバスが街中を走ると思うと嬉しい」と話す。
同バスは期間中、横浜駅前と磯子車庫前間を結ぶ9系統や、根岸駅前と磯子駅前間の78系統、上大岡駅前から根岸駅前間の133系統などを運行される。
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