横浜中央LC 50周年で梅の木植樹 新杉田公園に3本寄贈
新杉田公園で12月7日、横浜中央ライオンズクラブ(加藤道一会長)による杉田梅の植樹祭が行われた。
今年で設立50周年を迎えた同クラブ。これまでも、図書館への本の寄贈や、地域ケアプラザへの車椅子の寄贈などを通じ、磯子区との関わりを続けてきた。今回の植樹は50周年記念事業の一環として企画。地域にゆかりある杉田梅の木3本を5月に区へ寄贈し、植樹に適したこの時期、新杉田公園に植えることとなった。
植樹祭には、磯子区の坂本連区長をはじめ、杉田地区連合町内会の田中耕多会長、新杉田公園の指定管理者である横浜緑地(株)の浦野修代表取締役など、多くの関係者が出席した。坂本区長は「ゆかりある地に植えていただき、大変嬉しい」と感謝の言葉を述べた。
式典では、杉田小学校の児童らが総合的な学習の時間に学んだ杉田梅の由来を紹介する場面も。「江戸時代、杉田の領主間宮信繁が農民に梅の木を植えさせた」「大粒でクエン酸が強い理想的な梅だが、商品になりにくい一面があった」「町の人口増加による宅地化によって梅作りが減った」などと発表すると、参列者から拍手が送られた。
梅の木は、坂本区長や田中会長、鈴木顧問、横浜中央ライオンズクラブの会員らによって、公園のレストハウス横に植樹。最後に同クラブの中野達夫前会長が「梅の木がしなやかに育つことを願っている」と挨拶し、式典を締めくくった。
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