新杉田ボウル(中原2の3の22)は11月26日、来年5月に営業を終了すると発表した。施設の老朽化が理由。施設を長年利用してきたボウリング愛好者からは「寂しい」との声がきかれている。
新杉田ボウルは、1971年7月に開業。株式会社プリンスホテル(本社:東京都豊島区)が運営している。プリンスホテルによると営業終了の理由は、施設の老朽化によるものとしている。終了は来年5月31日を予定。
プリンスホテルは、株式会社西武プロパティーズから賃借し新杉田ボウルを営業していた。終了後について、西武プロパティーズは未定としている。
プリンスホテルの広報担当者によると、同施設への来場者は2012年度が約11万4千人、13年度が約10万8千人、14年度が約9万9千人だった。
地元から惜しむ声
新杉田ボウルの閉館により、区内からボウリング場がなくなる。磯子区ボウリング協会の三河博行会長によると、数十年前には、磯子区総合庁舎のとなり(現トイザラス)や磯子など、区内にはボウリング場がいくつもあったという。ボウリング歴25年以上で新杉田ボウルにも通う三河会長は「突然の話で正直驚いた」とし「区内からボウリング場がなくなるのは寂しい」と話す。
区ボウリング協会は、主な活動として、夏の親子ボウリング教室や横浜市長杯の区予選を新杉田ボウルで開催してきた。また、協会の事務局は新杉田ボウルが務めている。
今後について三河会長は「すべてにおいて未定」としている。
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