レスリング高校総体神奈川県予選が5月21、22日に釜利谷高校で行われ、磯子工業の奈須川良太選手(2年)が84kg級で、福沢新一選手(2年)が120kg級で優勝した。両選手は、8月に広島県で開催されるインターハイへの出場を決めた。奈須川選手は昨年に続いての代表。
奈須川、福沢両選手は、4月の関東予選で優勝し第1シードとして今大会に臨んだ。84kg級、120kg級ともに3選手が出場。84kg級では、1回戦を勝ち上がった磯子工業3年の矢野選手と奈須川選手が決勝で対戦。奈須川選手がフォール勝ちを収めた。
福沢選手は、昨秋の新人戦で敗れていた永谷高校の吉岡選手との決勝戦となり、福沢選手もフォール勝ちで優勝し、インターハイ出場を決めた。
2人で一つでも上位に
小学校5年生の時にレスリングを始めた奈須川選手。去年のインターハイでは初戦で敗退し悔しい思いをした。「去年の経験を活かし、同じ舞台で今度は結果を出したい」と意気込みを見せる。
奈須川選手に誘われ、高校からレスリングを始めたという福沢選手。初のインターハイにむけては、「とにかく一つでも勝てるように頑張りたい」と話す。
2人を指導する顧問の菅原和哉教諭は「84kg級は、全国的にも2年生に強豪がひしめいている。上位に食い込むことができれば、表彰台も狙える」と話し、福沢選手については「県予選では落ち着いて試合をしていた。自信になったと思う。インターハイではまず初戦突破を意識させたい」と全国大会への意気込みを語った。
世界大会にも出場
奈須川選手は、4月に開催されたJCC杯全日本ジュニアレスリング選手権大会85kg級男子カデットの部(グレコローマンスタイル)で優勝しており、9月にグルジアで行われる世界大会への出場も決まっている。
奈須川選手は「世界大会でも上位に入れるよう、まずはインターハイで勝ち上がって勢いをつけたい」と話した。
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