全国のジュニア空手日本一を決める「第21回少年少女全日本空手道選手権大会オープントーナメントグランドチャンピオン決定戦」が6月24日、大阪府で行われ、区内に道場を構える武蹴会館所属の田丸斗翔君=岡村小6年・岡村在住=が優勝し日本一に輝いた。決勝戦では、同じ道場に通う高岩拓君=芹が谷南小6年・港南区=との同門対決を制した。
この大会は、県大会で優勝かそれに準ずる成績を残した選手が出場するトーナメント。団体を超えてのジュニアチャンピオンを決める。田丸君、高岩君が出場した小学6年生男子の部には、全国の予選を勝ちあがった約40人が日本一を争った。
田丸君はこの大会には、2年生から出場。3、4年時には2年連続で優勝。前回の5年生の時は準優勝だったこともあり、今年は優勝を目標に大会に臨んだ。身長164cmと小学生としては大柄な田丸君はパワーを活かしたスタイルからパンチや蹴りのコンビネーションで対戦相手を圧倒。決勝までの4試合で1本勝ち1試合と3試合の判定勝ちで勝ち進んだ。「普段から一緒に練習をしているため手の内は分かっている」という高岩君との決勝戦も4対0の判定で勝利した。
「去年準優勝で悔しい思いをしたので今回は絶対に優勝したかったのでうれしい」と喜びを語った。
目標だった田丸君と対戦
高岩君は3年生の時に決勝で田丸君に敗れ準優勝に終わっており、以来田丸君に勝つことを目標に練習に励んできたという。「負けてしまったが、決勝戦まで勝ち上がることができたことはよかった」と大会を振り返った。
2人を指導する北島文人師範は「2人とも厳しい練習によくついてきてくれた。その結果が同門対決の決勝戦につながった」と話し、2人を労った。
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