船の細部まで再現 下永谷の中村さんが模型展
下永谷在住の中村誠さんが3月11日から14日まで、「海と船クラブ 小さな船の作品展」を港南文化センター・ひまわりの郷のギャラリーで開催した。
作品展は今回が初。磯釣りに使う磯舟や大型客船など約20点の模型、生まれ育った北海道松前郡の漁港のジオラマ、父が乗っていた船のスクリューなどに関する資料も展示された。
来場者は「どの作品も船内の椅子や机、扉、窓など細部まで再現されていてすごい」と感心した様子。中でも全長70cm以上はある大きな青函連絡船は注目を集めていた。
中村さんが初めて船の模型を作ったのは13年前。漁師だった父が船上で急逝し、その船の模型を”形見”として作ったことがきっかけという。中村さんは「メジャーな船ではなく、注目されない漁師の船や誰も知らないような船を作り続けたい。年1回くらいのペースで作品展を開くことができれば」と今後の目標について話していた。
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