禁煙・分煙の会 タバコの危険訴え 糖尿病の原因にも
港南禁煙・分煙をすすめる会(中山脩郎代表)は2月4日、港南公会堂で糖尿病とタバコの害をテーマにした公開講座を開催した。
当日は約240人が参加する中、横浜内科学会の伊藤正吾副会長が悪い生活習慣が糖尿病の発症原因とした上で、合併症について説明。自身が12月に訪れたブータンの写真を織り交ぜる工夫をしながら、手足のしびれなどが起きる末梢神経障害や人工透析になる原因の腎症、失明の危険がある網膜症の3大合併症などについて説明した。また、50歳以上の5人に1人が糖尿病で、その内4割は未治療である現実から、早期発見と早期治療を訴えていた。
続いて中山代表が「タバコは糖尿病の発症だけでなく、その後の合併症にも悪影響を与える」と話したほか、「タバコは200種類の毒物があり、あらゆる病気に強い影響を与える。そして、吸う本人だけでなく、吸わされる人にも健康被害を与える」と話し、禁煙の重要性をアピールしていた。
そのほか、港南区内を中心に活動しているハンドベルチーム「Erba(エルバ)」の演奏も行われた。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|