ヤクルトレディーが防犯 業務中にパトロール
ヤクルト上大岡センターのヤクルトレディー12人が、防犯活動を行う防犯パトロール隊を５月15日に発足させた。同日、港南警察署で発足式も行われた。
上大岡センターは主に上大岡駅と港南中央駅周辺を担当しており、ヤクルトレディーは、１人で30件ほどの顧客を１日で回っている。活動は業務中に、不審者の通報や犯罪に対する注意喚起、子どもや独居者の見守り活動などを行う。過去には上大岡センターのヤクルトレディーが子どもの泣き声から虐待を疑い、通報・発見につながったケースもあり、同署でも様々な犯罪の発見や抑止に期待を寄せている。
隊員はバイクや自転車に「防犯パトロール中」と書かれたステッカーを貼っているほか、胸にバッジを付けている。バッジは主力商品の「ヤクルト４００」をモチーフにしたオリジナルのもので、隊員の井口まり子さんが考案した。
同隊隊長の石渡みほさんは「地域に密着して仕事をしている。自分たちのお客様に何かあったら、という気持ちが原点」と同隊発足の経緯を説明し、「防犯意識を向上させて、これからも安心、安全なまちづくりに貢献していきたい」と抱負を語っている。
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