空手全国大会 山野井君が悲願の初優勝 上大岡道場の2人が活躍
極真会館横浜港南支部上大岡道場の山野井翔一君(関東学院小学校4年)と山本一統(かづさ)君(藤の木小学校6年)の2人が4月27日に東京体育館で行われた第9回国際青少年空手道選手権大会に出場。山野井君が9歳男子の部で優勝、山本君が11歳男子40kg以下級で3位の成績を収めた。山野井君は昨年3位だった同大会で嬉しい全国大会初優勝を飾った。
同大会は夏に行われる全日本青少年空手道選手権大会と並ぶ全国大会。加えて外国籍の選手も参加するため、青少年世代の世界大会としての側面もある。山野井君と山本君は他の大会での成績が認められ、参加資格を獲得。出場を果たした。
山野井君は昨年の同大会で3位、昨夏の全日本大会で準優勝の実力。しかし今まで全国大会優勝経験はなく、今大会はいつもに増して強い思いで臨んでいた。全国から選ばれた89人が出場したトーナメントだったが、「緊張しないで実力を出せた」と話す通り、順調に勝ち上がり、決勝の舞台へ。相手は過去に同大会で優勝経験もある山上晃輝君。1分30秒の試合時間では互いに決定打はなく、延長戦に。そこで山野井君は得意技である下段回し蹴りを効果的に使い、4対1の判定で悲願の初優勝を決めた。
一方、山本君は昨年の同大会で初戦敗退していたこともあり、慎重な立ち上がり。しかし、初戦を突破すると波に乗り、78人が出場したトーナメントで4回戦まで勝ち上がる。続く準決勝では今大会で優勝した森龍斗君に敗れたものの、堂々の3位入賞となった。
山野井君は「レベルの高い試合で優勝できてよかった」と喜びを語り、2人を指導する上大岡道場の宍倉一太郎さんも山野井君に対し、「今後、各年代の全国大会でも優勝をして、大人になっても世界チャンピオンになってほしい」とエールを送る。山野井君と山本君は今夏行われる全日本大会にも出場を予定しており、2人は優勝を目指すと力強く語っている。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>