参議院議員選挙の投開票が7月21日に行われた。4議席を11人が争った神奈川選挙区では、自民党の新人・島村大氏(52)が約113万票を獲得し、トップ当選を果たした。
島村氏に続き、みんなの党の新人・松沢成文氏(55)、公明党の新人・佐々木さやか氏(32)、民主党の現職・牧山弘恵氏(48)と続き、全国と同様に自民、公明の与党が強さを見せた。
一方、15年ぶりに議席獲得を狙った元職・畑野君枝氏は牧山氏に1万6051票という僅差で敗れた。
島村氏は「国民皆保険制度を予防医療にも適用できるようにしたい」と話し、歯科医の経験を活かした政策実現に意欲を見せた。
投票率57・60%
港南区の当日有権者数は18万518人。神奈川選挙区での投票者数は10万3970人で投票率は57・60%。前回よりも1・1ポイントのマイナスだった。
区内でも島村氏が全体の3割を超える3万1787票を獲得。4番目の議席に滑り込んだ牧山氏は1万2907票、次点の畑野氏は1万2311票と区内でも596票差の接戦だった。
比例自民36%
比例選は自民党が約3万7千票(約36%)でトップ、以下、民主党(約13%)、みんなの党(約12%)、公明党(約11%)、日本共産党(約11%)と続いた。
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