京急百貨店が5階子ども服売場をリニューアルし、フロアの一部(約110平方メートル)を体験遊具スペース「ハグ・クミ・パーク」として9月28日、新オープンした。
同スペースは、知育玩具の輸入販売などで有名な(株)ボーネルンド監修のもとでデザインや遊具を選定。100冊以上の絵本が読める有料会員(年会費1000円)向けゾーンのほか、子どもの年齢に合わせた知育玩具で自由に遊べる無料体験ゾーンが設けられている。
同店担当者は「新スペースのオープンで以前より人が集まる場所になっており、改めてニーズを実感した。地域の子育てを応援する場として、催しなどで活用していきたい」と話している。
工作教室などのワークショップに利用できるスペースも設けられており、同店は今後、有料、無料の催しを実施していく予定だ。
行政との協力も
10月21日には同スペースを使い、行政機関と協力して子育て相談会を行った。この日の相談員は、区役所や子育て支援拠点「はっち」などで保育園の空き情報やその他の預け先についてなど、情報提供をしている港南区保育コンシェルジュの横田由美子さん。
同店は横浜市の取り組む子育て家庭応援事業「ハマハグ」に協賛していることから、今回の相談会が実現した。この日は特設カウンターで、乳幼児の母親や妊婦などを相手に、1人10分ほどずつ相談に応じた。
市の担当者は「百貨店のような人の集まる場所で情報を発信することで、行政施設にも足を運びやすくなるのでは」と話している。
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