キャンペーンには「とうしくん」も参加
日本証券業協会が神奈川県警察本部と連携し、未公開株等の「投資詐欺」の被害防止を訴えるキャンペーンを10月29日、上大岡駅周辺で実施し、神奈川県内の証券会社従業員約30人などが参加した。
これは同協会が全国46都道府県54カ所で実施しているキャンペーンの一環。神奈川県内では、昨年の桜木町駅に続いて、同じく駅利用者の多い上大岡駅での実施となった。
当日駅周辺では、法被などを着た参加者らが駅利用者に声をかけ、「いま詐欺は、オレオレだけじゃない」と書かれたリーフレットを配布。同協会のマスコットキャラクター「とうしくん」も街頭に立ち、写真撮影などに応じていた。
いちよし証券（株）上大岡支店の高塲（たかば）拓哉さん（24）は「お店でも、リスクについてはしっかり説明するようにしている。取引するしないに関わらず、分からないことは気軽に相談してもらいたい」と話していた。
同協会広報部の担当者は「投資の正しい知識があれば、『絶対に儲かる』なんてありえないということは分かるはず。知識の普及にも力を入れていきたい」と話していた。
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