子ども虐待防止の象徴となっている「オレンジリボン」のたすきをつなぐリレーが10月27日、神奈川県内で開催された。
７回目となる今年は、「湘南」「鎌倉・三浦・横須賀」「都心」の３コースが設けられ、参加者はそれぞれのコースでゴールの山下公園（横浜市中区）までオレンジ色のたすきをつないだ。
中郡二宮町の心泉学園がスタート地点になった湘南コースでは、永野小学校が最終区間・７区の中継地点に。同区間では、教員や児童相談所の職員など約25人が山下公園を目指した。
途中、通過地点となった上大岡駅前（＝写真）では、区内の民生委員児童委員らが虐待防止を訴えるリーフレットを通行人に配るなどして、虐待防止の啓発活動に協力していた。
港南区こども家庭支援課の担当者は、子ども虐待についての横浜市内の年間通報件数が増加していることにふれ、「近所からの通報も増えており、関心が高まっていると感じる。リレーも子どもの虐待について、より関心を高めてもらうきっかけになれば」と話していた。
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