市立上永谷中学校の2年生5人が11月7日、(株)コアデンタルラボ横浜(港南区大久保)を訪れ、職業体験を行った。
同社は人工歯などの「歯科技工物」を製作する会社で、午前中は歯磨きをしないとどのように虫歯になるのかや、人工歯でどのように歯が機能回復をするかについて映像で学んだ。
午後には同社社員の指導のもと、指の模型作りに挑戦。歯科治療で歯形を取る際に使用する「アルジネート印象材」に水を加えて混ぜると2分ほどで固まるため、その間に指を入れて型を製作。出来上がった型に石膏を流し込み、指形のキーホルダーを製作した。
生徒らは「歯科技工という仕事があるのを知らなかったけど、職人技だと分かった」「実際に体験してみると難しかったけど、楽しかった」と感想を話した。
同社の片山和将さんは「歯科技工士は、世間にあまり知られていないが、高齢化社会には欠かせない仕事。どんな仕事か知ってもらう良い機会になったのでは」と手応えを話していた。
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