美晴SCが30周年 ニューグランドで祝賀会
美晴サッカークラブ(伊藤潔代表)は11月3日、創立30周年を迎え、それを記念した祝賀会をホテルニューグランドで実施した。
当日は港南区体育協会の武田信雄会長や横浜マリノス(株)の中村勝則取締役、市会・県議会議員などの来賓を含め約280人が出席した。祝賀会ではチアダンスやジャズライブなども行われ、賑々しい雰囲気の中、出席した協賛企業や学校、各区のサッカー協会、サッカーチーム関係者などが互いに懇親を深めていた。
1983年創立
美晴サッカークラブは1983年、「美晴少年サッカークラブ」として創立。山下善重さんが息子の希望に応える形で初代代表となってスタートした。当初は美晴台公園で遊んでいた子どもを中心に40人の選手だったという。その後、山下さんの転勤を機に、代表は山田正夫さんが引き継ぎ、青島元次さんを経て、現在の伊藤さんに。伊藤代表となってから20年以上になる。
現在は女子に配慮し、チーム名から「少年」の文字を外して活動。70人の子どもたちが、主に上永谷中、永野小、芹が谷南小で活動している。一方、地域行事にも積極的に参加し、川掃除やゴミ拾いなども続けている。最高成績は市ベスト4、県ベスト8。出身選手は日本女子サッカーリーグ2部の福岡J・アンクラスに所属する堂下弥里さん。
伊藤代表は「子どもたちに生涯スポーツとしてサッカーを続けてほしい」と指導への思いを語るほか、30年という歴史の中で、卒業した子どもがコーチになるケースや、自分の子どもを連れて戻ってくることが増えてきたと笑顔を見せる。今後の目標として「クラブの人数を増やして各学年で1チームできるようにしたい」と語ったほか、「Jリーガーとなる選手が出れば」と話している。
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