団体も「つながり」づくり 活発な活動目指し、開催
港南区民や区内活動団体が集い、交流する場として「こうなん活動フォーラム2014」が3月9日、港南公会堂で開催された。
当日は子育て関係や環境、まちづくり、福祉関係などの分野で活動する22団体が参加。フォーラムは各ジャンルの団体が一堂に集まりつながりを作ることで、団体の活動を広げてもらうのが目的。
会場内には活動を紹介するパネルが展示されており、各団体が自由に行き来しながら活動を紹介し合った。初参加の「ふるさとエンデバー」は上永谷中学校の卒業生3人によるまちづくり団体。「大人と子どもをつなぐ『若者』のグループです」とリーダーの山川利希さん。30歳という年齢を生かし、お祭りなどのイベントに参加しながら「若い世代が地域で活躍できる場を作りたい」と意気込む。一方、港南区中途失聴難聴者協会「輝きの会」は昨年3月に立ち上げたばかり。今までは食事会等を通じて会員同士の交流を続けてきたが、「他団体に手話の指導もできる」と新しい関係作りに前向きな様子だった。
続いて市民社会パートナーズ代表で、地域コーディネーターとして活躍する庄嶋孝広さんが、つながりの重要性について講演。庄嶋さんは、つながることで、存在感が増したり、チャンスが広がったり、ノウハウが合わさるなどメリットを説明。また、自分たちの活動をうまくカバーして他とつなげる「つなぎ役の存在が大事」と話しながら、フォーラムの出会いを活用するように促していた。
講演後は各団体のプレゼンテーションの時間も。主催者でもある港南区民活動支援センターの担当者は「つながりたいと思っていても具体的な場がないと難しい。また、他団体の活動を知ることで、自分たちの活動も刺激を受けたのでは」と感想を話したほか、「団体同士で具体的な話も出ていた」と手応えを語っていた。
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