市立南高等学校で5月8日、1年生を対象に外務省中南米局南米課の今田克彦首席事務官(38)が特別講演を行った。今田氏は昨年、外務省の事業として同校で講演を行ったが、今年は学校側からの強い要望により再び講演会が実現した。
講演会で今田氏は、担当する中南米の情勢を交えながら、外交官の仕事について紹介。「ベネズエラでは、ホテルと大使館の徒歩1分の距離でもSPがいないと危ない」など、緊張感をもって世界を舞台に働く今田氏の話に、生徒たちは聞き入っている様子だった。
また、仕事については「目の前のことを、どうすれば日本のためになるか常に考えている」と話し、「大変なことは多いが、大きなステージに自分を置くことの喜びは大きい」とやりがいを語っていた。
生徒たちは「危険な国でも、日本の安全のために働いていると聞いて感動した」「世界で働く人の生の声を聞けて、貴重な経験になった」と感想を話していた。
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