高額の預金引き出しに訪れた女性に対する声掛けにより振り込め詐欺を未然に防いだとして、港南区内の銀行2行の窓口担当者らが5月13日、小玉悟港南警察署長から感謝状を受けた。
三井住友銀行上大岡支店では4月8日、800万円の現金を「息子(を騙る犯人)から小切手を失くしたと電話があった」との理由で、また三菱東京UFJ銀行上大岡支店では4月17日、1000万円の現金を「利回りの良い出資話があると電話で言われた」との理由で引き出しに来た顧客に対し、それぞれ窓口で粘り強く説得を行ったという。
銀行の担当者は「最近は平然と嘘の引き出し理由を話す人も多く、見極めが難しい」としながら、「ご理解を頂きながら今後も積極的に声掛けを行い、防止に努めたい」と話した。
小玉署長は「身近なところで振り込め詐欺の危険がある、ということを地域の人にも知ってもらうことで、被害の防止につなげていきたい」と話していた。
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