自民党 県議会議員 桐生ひであき 党を代表し、県政課題を質問 県民の安全安心や五輪競技誘致に向け前進
9月10日に行われた神奈川県議会本会議において、県政の諸課題について代表質問を行いました。
土砂災害対策
初めに、集中豪雨等による土砂災害対策について質問しました。広島県で発生した土石流により、尊い人命が失われるなど、近年は土砂災害が相次いでいます。黒岩祐治知事は土砂災害警戒区域として指定が必要とされる地域は県内に1万800カ所あり、すでに6819カ所を指定していると説明。残る約4000カ所は早期の指定を目指す姿勢を鮮明にし、県民に対して危険度の周知を進める方針を説明しました。また、県民の安全安心のため、国や市町村と緊密に連携し、しっかりとソフト対策に取り組むと答弁しました。
トライアスロン誘致へ
続いて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで行われる競技について、県内誘致の状況を質問しました。前回のオリンピックの際に江の島で開催されたセーリングも含め、誘致は厳しい状況であることが知事から説明されました。しかし、菅義偉内閣官房長官が競技種目であるトライアスロンを横浜市に誘致する意向を明らかにしたことで、知事は「大変心強く、ありがたい」と話し、県としても横浜市に協力していく方針を示しました。
児相の体制強化
今年5月、厚木児童相談所が厚木警察署に行方不明を届け出ていた男児が厚木市内のアパートにおいて遺体で発見されるという痛ましい事件が発覚しました。こういった事件が2度と起こらないように、児童虐待の防止に向けた児童相談所の機能強化についても質問しました。知事は県の児童虐待相談件数は全国的に見ても多いと説明した上で、児童の安全確保や支援に直接かかわる児童福祉司の配置など体制強化に取り組むことを明言しました。
振り込め詐欺対策
高齢者を対象とした卑劣な犯行である振り込め詐欺について、警察本部長に諸対策について聞きました。県内では8月末時点で1078件、約32億300万円の被害が出ている状況を踏まえ、県警は犯行グループの活動拠点の摘発、解体を図るため、100人規模のプロジェクトチームを立ち上げて、より一層の対策を進めるとのことでした。
桐生秀昭
港南区港南中央1-5-202
TEL:045-849-2447
FAX:045-849-2554
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