日野中央高等特別支援学校の生徒らが、日本情報処理検定協会の主催する各種検定に合格し、2月6日に会長賞などを受賞した。同協会では年4回試験を実施しており、会長賞は日本語ワープロ検定、表計算、プレゼンテーション作成検定など6種目のうち、累積5種目以上の検定で1級を取得した人に贈られるもの。
同校のパソコン部に所属する板橋真君(3年)、佐藤和(なごみ)さん(3年)は6種目すべてで1級を取得、また青柳基(もとき)君(2年)は5種目で1級を取得し、今回それぞれ会長賞を受賞した。
板橋君は、「一生懸命続けてきたことが結果につながって良かった」と話し、佐藤さんは「負けず嫌いな性格なので、どうしても6種目全部で1級がほしかった」と思いを明かした。また青柳君は「取れるとは思ってなかったので、自分でも驚いた」と感想を話した。
同校初の「初段」も
さらに、昨年会長賞を受賞した部長の小林拓朗君(3年)は今年度、ワープロ検定と表計算で最上級となる「初段」を取得。これは同校生徒では初の快挙。小林君は「今後は仕事でも使うことになるが、関数などもっと勉強もしていきたい」と意気込みを語った。
一方で顧問の古川晶大教諭は「高いスキルを生かせるような求人が少ない現状もある。彼らが社会で力を発揮することで、道を拓いてくれれば」と話した。
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