2014年秋の叙勲で瑞宝双光章を受章した小原敏彦氏を祝う会が2月18日、ロイヤルホールヨコハマで開催された。
小原氏は1989年5月から保護司として、犯罪や非行をした人と定期的に面接するなどの更生保護活動に携わり、2009年から現在まで港南保護司会の会長を務めている。今回の叙勲は約26年にわたる保護司として取り組みが評価されたものだ。
今回の祝う会は港南区連合町内会長連絡協議会の藤田誠治会長が発起人代表となって行われたもの。齊藤貴子港南区長のほか、横浜保護観察所の西瀬戸伸子所長や県保護司会連合会の山口信郎会長、県更生保護協会の斎藤文夫理事長ら約120人が出席し、大々的に行われた。
小原氏は「受章するとは思っていなかったが、今までの活動を評価してもらい、うれしい」と話したほか、「受章は私1人の功績とは夢にも思っていない」と語り、同じように活動している保護司など多くのサポートに対して感謝を語った。
3月末で小原氏は保護司の定年を迎え、活動に一区切りをつけるが、「罪を犯した人が更生し、自分としては社会貢献ができたのでは」と充実した活動を振り返った。4月以降は港南保護司会の顧問となる予定で、「自分の経験を犯罪予防など地域に役立てていきたい」と意欲的に語っていた。
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