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港南区・栄区版 公開:2015年8月20日 エリアトップへ

女子サッカー「SHガールズ」の代表として今年度U―15チームを発足した 諌山(いさやま)幸男さん 上永谷在住 54歳

公開:2015年8月20日

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「ゆるく楽しく」その先に

 ○…港南区を中心に活動する小学生女子のサッカーチーム「SHガールズ」が今春、新たに中学生を対象にしたチームを始動させた。小学生女子のサッカー人口は増えつつあるが、男女の体力差も開き始める中学の部活では、一緒にプレーを続けるのは実際には難しい。「楽しくサッカーを続けたいという子が1人でもいるなら、その気持ちに応えて環境を整えたい」。その思いが、発足を後押しした。

 ○…当時小学3年生だった次男が、近所の「美晴SC(サッカークラブ)」に入部したことがサッカーとの出合い。その後、娘もサッカーを始め、SHガールズが創部した00年からは同チームのコーチに。だが部員は少ない上に集まりも悪く、廃部の危機も。「それでも部員がいるうちは」と、他のチームに頭を下げ、選手を借りながらも練習試合を増やしていった。「試合の中でしか得られない経験や面白さがある」。人脈が広がったことで他チームとのつながりも生まれ、試合とともに経験を重ねた。

 ○…「本当はもっと早くスタートしたかった」。U-15がなかったために、小学校卒業と同時にサッカーを諦めてしまった子もいる。どうにかグラウンド確保の調整もつき、現在は5人の部員が週に2日、練習に励んでいる。指導方針は褒めることを優先し、怒鳴ることは禁止。「ミスは自分で分かっているはず。それを指摘しても、気持ちは沈んで良いプレーにはつながらない」。優しく見守るそのスタイルを「県内一のゆるさ」と笑って評するが、U-12では関東大会の出場実績も積み重ねている。

 ○…「男子に比べると女子は、頭で考え、それをこつこつ続けられる子が多い」。力強さやスピードでは勝てないが、細かなパスサッカーが女子の魅力の1つだという。今後はU-18の発足も視野にあり、「トップレベルで続けられる人はほんのわずか。誰でもいつでも、サッカーを楽しむために戻ってこられるチームにすることが今の夢」。

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