京急百貨店の従業員として9月25日から3日間開催する上大岡フェスティバルを担当する 北見 泰介さん 東芹が谷在住 32歳
地元「上大岡」前面に
○…上大岡近隣店舗が出店するほか、地元の中高生やミュージシャンがステージに登場するなど地元を前面に出した京急百貨店のイベント「上大岡フェスティバル」を担当する。昨年の初開催から今年で2回目。開催を前に「お客様と触れ合う機会。楽しみです」。
〇…10月に19周年を迎える京急百貨店ではアニバーサリー企画が続く。「誕生日だからこそ、地域のご愛顧に感謝したい」と、大掛かりな企画だけではなく、あえて地元に目を向けた。上大岡は京急、市営地下鉄、バスがつながるターミナル駅。乗り継ぎ駅として利用する人も多いが、「通過するだけじゃなく、改札を出て街を見てもらえれば面白いのに」。街の魅力をもっと伝えたい、その思いが企画の原点だ。地元の店舗を紹介することで「上大岡の街全体を盛り上げたい」との思いがにじむ。
〇…相武山小学校、港南中学校を卒業し、現住所も港南区内と根っからの地元住民。大学生の時のアルバイト先に「家から近い」京急百貨店を選び、そこから契約社員を経て正社員となった。「まさか、自分がここに勤めるとは思わなかった。もう上大岡に骨を埋めるつもり」。催事担当としては2年目。会場内のレイアウト次第で結果が変わるシビアな世界で、企画も次々と考えなければならない。夫婦で食事に出かけることは多いが、外出時は流行を意識し、ほかの百貨店の催事もついのぞいてしまうのだとか。催事に出店してもらう店舗との交渉は大変だと話すが、「上大岡フェスティバルには、お店を休んでまで来てくれるところもある。それがうれしい」とやりがいも口にする。
〇…「上大岡は色々な施設が充実していて便利。もう出て行けません」と笑い、地元の街の発展に貢献できる仕事に充実感が見て取れる。来年は京急百貨店も20周年。催事の担当として「感謝の気持ちを伝えると共に、街が賑やかになる催事を考えたい」と意欲に燃える。
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