公明党 県立高校でインクルーシブ教育 県議会議員 高橋稔
障害者が積極的に社会に参加、貢献していく事ができる「共生社会」の実現に国を挙げて目指していますが、教育の場でも同じです。
県は今年1月に発表した県立高校改革基本計画の中で、障害のある生徒とない生徒が共に学ぶ「インクルーシブ教育」を全国に先駆けて取り組む方針を掲げ、同教育の実践推進校を指定するとしています。
私は9月開会の県議会定例会で公明党を代表し、実践推進校の考え方や規模、地域展開について教育長に質問を行いました。
17年度からスタート
教育長は実践推進校について、障害のある生徒が高校で学びたいという意欲に応えられるように、入学者選抜方法の改善や教育課程の弾力化を検討すると共に、3年間を通した計画的なキャリア教育や企業・労働関係機関とも連携した支援体制を構築して、生徒が希望する進路の実現を図っていくと基本的な考えを説明。その上で2016年度から4年間でパイロット校として3校程度を実践推進校に指定するとし、16年度には入学者選抜を行い、17年度から障害のある生徒を一定数受け入れていく計画を明らかにしました。
27年度までに20校
県はパイロット校での取り組みについて検証を行い、27年度までに、障害のある生徒が通学に負担を感じないように地域バランスを考慮しながら実践推進校を20校程度まで段階的に拡大するとのことです。
共生社会の実現に向けて、このインクルーシブ教育は非常に重要なことです。しっかりと取り組んでもらうよう要望をしました。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|