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てんぷら油をバイオ燃料に 12月は温暖化防止月間
使用済みや期限切れで不要になったてんぷら油を回収し、燃料に再利用することでCO2削減やゴミの減量を図る取組が、区内で広がりを見せている。12月は温暖化防止月間。この機に、取組内容を紹介する。
ゆめワールドで啓発
不要になったてんぷら油の回収が、11月7日の「こうなん子どもゆめワールド」で今年も行われ、昨年を上回る350リットルが回収された。横浜市温暖化対策推進協議会と港南区役所が共催。
回収した油を再利用し削減されたCO2と、会場で排出されたCO2を埋め合わせることが目的。菜種等の植物から作られるてんぷら油は、植物の成長過程でCO2を吸収するため、燃やしても大気中のCO2は増えないとされている。重油等の代替燃料として再利用することで、CO2削減につながる仕組みだ。当日の削減効果は948kg―CO2に上り、排出された383kg―CO2を上回った。
自治会も協力
ゆめワールドの取組に加え、自治会や同協議会、区が連携してんぷら油を定期回収する取組が広がっている。今年8月に開始した黄金苑・三井団地・芹が谷台の3自治会と野庭住宅連合自治会に加え、12月からは浩南台町内会で定期回収が始まった。区担当者は「今後も自治会や協議会と連携し、導入に向けた支援を続けたい」と話す。
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