港南区子ども会連絡協議会(田野井一雄会長)による恒例のスケート教室が6日、新横浜スケートセンター(港北区)で行われ、今回は初めてパラリンピック競技種目「アイススレッジホッケー」の体験があった。
この日は港南区内から親子連れなど約600人が参加。2010年バンクーバーパラリンピックの銀メダリストで二分脊椎という障害がある上原大祐さん(34)=写真左=らも参加して、デモンストレーションや指導を行った。
この競技はアイスホッケーのルールを基本に、下肢に障害がある人でも参加できるよう「スレッジ」と呼ばれる「そり」を使って行うのが特徴。スレッジの底にはスケートの刃が2枚付いているため、両手に持ったスティックを使って漕ぐようにすると、氷の上を進むことができる。実際にスレッジを体験した小学5年の男児は、「まっすぐ進むときは思ったよりスピードが出る。曲がるのは難しかったけど、面白かった」と笑顔で感想を話していた。
田野井会長は「2020年の東京大会に向け、パラリンピック種目にも関心を持ってもらいたい」と話し、「子どもたちには、何でも体験させてあげたい」と思いを語っていた。
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