市会議員 たのい一雄 市政報告 地震は忘れなくてもやってくる 市民防災センター視察「自助・共助の意識を」
熊本県の一連の大地震で犠牲となった方にお悔みと被災した方にお見舞いを申し上げます。東日本大震災から5年。地震は忘れなくてもやってくるのです。首都圏でも大地震が想定され、対策は喫緊の課題です。
今月1日にリニューアルオープンした「横浜市民防災センター」(神奈川区沢渡)は、市内唯一の防災学習施設として大きな役割を担っています。今回の改修の目玉は「自分の命を守る自助」「お互いを助け合う共助」について学ぶエリアが新たに設けられたことです。例えば、横浜で起こりうる災害を映し出す「災害シアター」は映像や照明、音響を駆使し、リアルな臨場感でその恐怖を伝えています。日本最大級の地震シミュレーターで震度7の揺れを体験し、巨大地震の恐怖を身をもって知りました。
横浜市が昨年実施したアンケートによると、「自助・共助」について「聞いたことがない」という回答が半数を上回り、「意味を知らない」という回答を含めると7割を超えました。市民の防災意識に課題があると言わざるを得ません。
多くの市民の方にセンターを訪問していただき体験してもらいたいと思います。東日本大震災でも今回の地震でも「自助」と「共助」が叫ばれ、市民一人ひとりの地震への備え、地域コミュニティの再生は必須です。政治の立場から災害に強い横浜の実現に向け、各施策に取り組んでいきます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
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