1カ月の給与が36万円の家庭に例えたら、毎月の借金が6万円超――。横浜市は18日、市の財政状況をわかりやすく解説した広報誌「2016年度版ハマの台所事情」を発行した。
「予算編」「財政運営編」「資料編」の3部構成とし、予算編では16年度の一般会計1兆5143億円について歳入、歳出とも図表を使って解説。予算のポイントを子育て支援や医療・福祉、都市整備、防災・減災などの分野にまとめて紹介している。財政運営編、資料編では借入金残高や市税実収入の推移をグラフで示すほか、他の政令市との比較も盛り込んだ。
横浜市の予算を家計簿に置き換えるコラム欄も掲載。毎月63万の支出がある家庭とすると、約36万円の給与と約14万円の助成金・奨学金、約7万円の家財売却による収入、約6万円の銀行からの借金で賄っていることを示している。
A4判で全20ページ。各区役所広報相談係や各市立図書館などの公共施設で配布しているほか、市財政局のホームページでも閲覧できる。
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