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港南区・栄区版 公開:2016年5月26日 エリアトップへ

(株)マイホーム・スタジオ 間取りコンテストを初開催 一般参加の7作品を表彰

経済

公開:2016年5月26日

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(左から)同社の永野社長と、受賞した原田さん、久保さん、青柳さん、北村さん
(左から)同社の永野社長と、受賞した原田さん、久保さん、青柳さん、北村さん

 不動産の新築、仲介、リノベーションなどを手掛ける丸山台の(株)マイホーム・スタジオ(永野正之社長)がこのほど施工中の物件を活用した「野庭団地スケルトン・リノベーションデザインコンテスト」を初開催し、審査を経て14日に表彰式を開催した。

 「スケルトン」とは内装を撤去した状態のことで、コンテストでは白紙の間取り図を使用し、部屋のアイデアを募集。テーマは各自が設定し、近隣住民を中心に43点の応募があった。最優秀賞、優秀賞のほか、15歳以下対象のヤングデザイナー賞を合わせて7作品が入選した。

 14日の表彰式に参加したのは、受賞者のうち最優秀賞の青柳珠実さん(36)、優秀賞の北村ハルミさん(70)、ヤングデザイナー賞の久保愛実(あみ)さん(13)、原田涼楓(すずか)さん(10)の4人とその家族。永野社長は「各自の設定したテーマに沿っているかという点、デザイン性、住み心地などの観点から選考を行った」と説明した上で、1人ひとりに選考理由を伝えながら表彰状と賞品を手渡した。

「施工に生かしたい」

 上永谷在住の青柳さんは、「要介護の親と独身の子供が共に住む部屋」というテーマを設定。リフォームのTV番組が好きだという青柳さんは、「想像して現実的なものを考えた」と明かし、「賞をもらえるとは思わず、びっくりしたけど嬉しい」と喜びを語った。

 また舞岡中学校(戸塚区)2年の久保さんは、「家族みんなに優しい家」というテーマで1人に1部屋ずつ割り振り、「家族が仲良く暮らせるような家をイメージした」と語った。

 コンテストを振り返って永野社長は、「思った以上に真剣に参加してくれる人が多く、いただいたヒントは施工に生かしていきたい。今後もこういった機会を作っていければ」と話した。

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