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港南区・栄区版 公開:2016年5月26日 エリアトップへ

永谷地区社会福祉協議会の会長として「永谷たすけあい広場」を運営する 若林 諭さん 芹が谷在住 66歳

公開:2016年5月26日

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生きがい持つ人生を

 ○…永谷地区社会福祉協議会の福祉ネットワーク事業の拠点となる「永谷たすけあい広場」。「福祉ネットワークという事業すら中身が分かりづらい。拠点を作れば活動も見えるようになり、情報網もできるはず」と思い立ち、自身の所有する物件を活用し、運営しはじめた。「地域での人とのつながりが希薄に感じる。子育て中の親やお年寄りなど、世代や立場を超えて人々が集まってほしい」

 ○…福祉ネットワークは、日常の困りごとを住民間で解決に向けて動くボランティア活動だ。拠点は相談窓口としてだけではなく「自分も地域で役に立ちたい」と意欲を持つ人が訪れるボランティアセンターとしての機能も見込む。「だから”たすけあい”という名前。誰もが孤立せず、生きがいを地域で見つけられたら」と強い願いを込める。

 ○…芹が谷で約400年続く家に生まれ、永野小から南が丘中(南区別所)、南高と地元で学び育った。「完全理系」と称するように、ゼロからモノを作るのが好きで建築士になった。会社員として住宅や店舗の設計など幅広く手がけたのち、44歳で独立。会社を辞めて間もなく、同級生に誘われて地区社協と芹が谷町内会の活動に携わるように。地区社協では会計、事務局長を経て8年前から会長を務め、芹が谷町内会では会長10年目だ。「気づいたら深みにはまっていた」と苦笑しつつも「ボランティアは楽しくなければ続かない。子どもや孫のために地域を良くしたいと思うと、何かしたくなる。自分のためが人や地域、次世代のためになる」。

 ○…自分の気持ちに嘘をつかないのが信条。「だから真実を言う。言ったらやらなければいけないし、すぐではなくても、不思議といずれ実現するんだよね」。趣味の領域に入りつつある、地区社協の活動。「やりたいことを常に探して、生きがいを持って生きられたら」。自分自身と、地域へ発する素直な気持ちだ。

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