日野南コミュニティハウスで19日、20日の2日間、近隣住民による絵画や写真、手芸・工芸作品などが一堂に集まる年に1度の「日野南アート展」(上田昭則実行委員長)が開催された。日野南小学校の児童による書や工作を含め、140人以上の住民による作品約160点が並んだ。会場を訪れた人たちはバラエティ豊かなアート作品にふれながら、にぎやかに会話を楽しんでいた。
今年で10周年を迎えたこのアート展は、2006年に発足30周年を迎えた、つつじヶ丘自治会が住民作品を展示する場として開催したのがきっかけ。好評を博したため、翌年からは対象地域を日野南連合自治会の範囲にまで広げ、今の形になったという。
当時、つつじヶ丘自治会の会長を務めていた木村治夫さん(79)は、「近所にいろいろな趣味を持つ人がいるなかで、お互いにどのような物をやっているのか見たかったが、その場がなかった」と開催の経緯を語る。「作品を通じて近所の人のことを知ることができ、コミュニケーションの材料として地域力向上に一役買っている」と笑顔を見せた。
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