港南区・栄区版 掲載号:2017年1月12日号
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(株)横浜DeNAベイスターズ代表取締役社長に就任した 岡村 信悟さん 中区在勤 46歳

地域に欠かせない”星”に

 ○…2016年はクライマックスシリーズ初出場を果たすなど、大活躍だった横浜DeNAベイスターズ。観客動員数も史上最多を記録。上昇気流に乗る球団の、新たな旗振り役を任された。「いかに地域にとって大切なものを預かっているのかという責任を感じている」としながらも、さらに魅力ある球団やスタジアムを創る担い手となった幸運をかみしめている。「これまでも様々な取組をしてきたが、さらに新しいことに挑戦したい。たとえば飲食やグッズの企画、スタジアムの周りを歩くだけでも楽しくなる工夫。球場だけでなく地域全体で盛り上がれる環境を創りたい」と意気込んでいる。

 ○…昨春にDeNAに入社したばかり。前職は、総務省に勤務。旧郵政省時代に入省し、日本型郵便システムの海外展開に携わるなど、キャリアを積み活躍してきた。転身のきっかけは、南場智子球団オーナーからの熱烈オファー。7年にわたるラブコールを受け、新たな分野へ踏み出した。幼いころから読書が好きで、学生時代は文学部で勉学に励み、学者を志していた頃もある。「おしゃべりで、人と仕事をするのが好きだから、学者向きではなかったんですよ」と笑う。

 ○…東京出身だが、少年時代を南足柄で過ごし、神奈川には愛着がある。「金時山や西湘の海は一年に何度も出かける、安心感のある場所」。横浜の印象は、「何か新しいものを生み出すような土地の力を感じる」。中でも社長を兼任する横浜スタジアムは、「地域の人の思いが結集した、大切な場所」と思い入れる。

 ○…「カープのない広島がないように、横浜と言えばベイスターズという、地元に欠かせない存在に早くなりたい」。独断や憶測ではなく、決して地域の思いは置き去りにしない覚悟で臨んでいく。「球団が言わば横浜の人々の心のインフラになれたら」。ベイスターズの街・横浜へ、挑戦は始まったばかりだ。

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