港南区の上永谷中学校の3年生3人が、(公財)日本海事広報協会(芦田昭充会長)が主催する「2016ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」で、2位にあたる同協会会長賞を受賞した。今月7日に芦田会長ら関係者が同校を訪れ、表彰を受けた。
同賞は全国の小中高生を対象にした取り組みで、海運や船、港の役割、船で働く人々をテーマに取材した新聞作品を表彰するもの。今年度は全国で622点の応募があった。
受賞したのは生徒会(受賞時)の光森楓さん、榮舞華さん、勝部悠海さん。3人は「碧(みどり)の記憶」というタイトルで、横浜港の歴史やイベント、乗船時の体験記録、輸出入の現状などを取材した記事を掲載した。夏休みに製作を開始し、実際に横浜港を見学して現場のコンテナ船で働く人の話も聞いたという。
「中学最後の思い出に」と応募を決めた3人。光森さんは「資料が多く大変だった」と振り返った。デザイン担当の勝部さんは「色味を統一するのに悩んだ」とし、榮さんは「文字数を守るのに苦労した」と話した。
表彰した芦田会長は「読みたいと思える配色だった。将来の夢を叶えられるように、興味を持って進んでほしい」と3人を激励した。
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